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一生に一度の大きな買い物・自宅購入

各都道府県別の持ち家比率

食料品や衣類など、生活に必要なものをお金と引き換えに「買う」という行為をして、人は生きています。数百円単位のモノから数万円、少し大きな買い物であれば家具や車など、数十万円から数百万円のモノまで幅がありますよね。

ただ、人生における一番大きな買い物と言えば、「住宅購入」になります。安くても数百万円、立地や部材にこだわれば数千万円から数億円なんて物件もザラにあります。

もちろん、賃貸物件を好んで住み続ける方もいますし、金銭的な理由からそうせざるを得ない方もいらっしゃると思いますが、地域によって家を買う方(持ち家)の比率が違うようなんですね。

 持ち家住宅率-都道府県(2018年)

図1 持ち家住宅率-都道府県(2018年)

 (参照)総務省統計局HPより

総務省統計局のデータによると、都道府県別では秋田県の77.3%が最も高く、次いで富山県の76.8%となっています。一方、最も低いのは沖縄県で44.4%、次いで東京都が45.0%となっており、持ち家住宅率が5割を下回っているのはこの2都県となっていました。また、日本海側の方が持ち家率が高いのが一目瞭然ですね。

家のいろいろ

結婚や家族が増えたりといった、何かしらのきっかけで住宅購入を検討する方が多いのですが、まずは購入する物件を選定します。

  • 新築戸建て
  • 中古戸建
  • 新築マンション
  • 中古マンション

新築戸建てに関しては、

  • 既に立ち上がっている土地付きの物件(建売住宅)
  • 土地選びから始め、決まったらハウスメーカーを選定(注文住宅)
  • 土地は親からの提供により既にあるので、ハウスメーカーを選定(注文住宅)

等があります。いずれにしても、ある程度方向性が見えてから情報収集をされるかと思いますが、今はネットから簡単に情報収集できるので便利ですよね。

賃貸物件を借りたことがある方は既に経験されていますが、ネットや雑誌に掲載される不動産物件の写真は、かなり盛っています。綺麗に撮影されているんですね。また、それらの情報だけでは分からない点などもありますので、ある程度気になる物件を絞ったら、業者に問い合わせる前に、実際に見に行くことをおススメします。

陽当たりやゴミ置き場の場所、近隣にどんな方が住まれているのか等、気になりますもんね。業者と物件を見に行くと、よ~く見せてはくれますし説明もしてくれます。が、近隣のことは教えてくれません。というか、情報を持っていないんですね。例えば、近隣に反社の人が住んでいないかやゴミ屋敷が無いか、街宣車やヤバそうな車が停まっていないか等、ザっとあたりを散歩するだけでも分かることはあります。

住宅展示場は金をかけて建ててます

既に土地を持っていて、ハウスメーカーを選定しようとしている方もいらっしゃると思いますが、住宅展示場にある建物、あれってどれくらいコストを掛けて建てていると思いますか?

おおよそ、8,000万円~1億程度だそうです。そう、とても豪勢に且つ重厚に建てているんですよね。(ミサワ〇ームの方から聞きました。他の積〇ハウスや住友〇業も同額程度だと思われます。)

男性は総じて見栄っ張りなところがあります。旦那さんは如何ですか?私は間違いなくその部類です。良いモノを見てしまえば、それにどれだけ近付けるかと考えてしまいます。ただ、1億近いお金を掛けて家を建てるって、普通の会社員にはアンマッチなのは明らか。

なので、同じように建てようと思ったら金が幾らあっても足りません・・・旦那さんが突っ走りそうになったら、是非とも落ち着かせてくださいね。

一応、現実的な話としてお伝えしておきます。

物件価格と価値(評価額)との乖離

これはどの物件についても言えることなんですが、特に大規模建売住宅(30戸以上)や新築マンションについて当てはまります。

これらは相当な広告費を掛けているので、当然ながらそのコストが物件価格に付加されているんですね。新築マンションなどは特にそうですが、物件価値とその価格の乖離が激しいので、いざ売却しようと思った際、思った以上に安くなってしまいます。住宅ローンの残高よりも売却額の方が安かった場合、その差額を自己資金で補填しなくてはなりません。ですので、大規模建売住宅や新築マンションを購入される際は、そのことも頭の片隅に入れておいてください。

もちろん、買う前から売却のことを考える方は少ないですが、長い人生何があるか分かりません。旦那さんが病気になってしまったり、リストラされたり、そもそも会社が倒産するケースだってあり得ます。そう、何があるか分からないんですね。

夢のマイホームを手に入れたのに、後ろ向きな理由で手放さなくてはならないケースは残念ながらあります。私も前職で何度も見てきました。くれぐれも物件選定は慎重に。

別の機会に、住宅ローンについても触れますのでお楽しみにしてくださいね。

それではっ。

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