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私生活

住宅ローンを借りるために(その⑥)

人は見かけによらぬもの

テレビで活躍をされているDAIGOさん、シンガーソングライターとしての肩書もあるようですが、女優の北川景子さんとご結婚されて羨ましい限りです。

そんなDAIGOさん、インディーズバンド時代は一部のコアなファンには人気があったものの、テレビに出るほどの影響力は無かったようですが、実のお姉さんをきっかけとしてある番組に出演し、自身が第74代内閣総理大臣の竹下登の孫であることを公表したところ、知名度も爆発的に上昇し、今の活躍へと至ったんですね。

当初は、「うぃっしゅ」とか「UKS(うまいカレー最高)」などと訳の分からない単語を並べていたのでキワモノ扱いされそうなところを、「あの竹下登の孫」というプラス要因も相まって、そのような扱い方ではありませんでした。ご本人は頭の良い方なので、自分の「見せ方」を上手に演じていたんだとも思います。

親や祖父母が有名だからと言って、一時的な話題性はあるにせよ、その後が続かなかった二世タレントは沢山いますから、DAIGOさんの実力と人柄によって今の活躍に繋がったと思いますが、いずれにせよ、自分もしくは他の方から「竹下登の孫」ということを発信しなければ、私たち視聴者は知る由もないわけなんです。

そしてこのことは、住宅ローンを借りる際にも重要なポイントになるんですね。

情報をきちんと伝える

住宅ローンを借入れるには、自己資金はある程度あった方が良いという話はしましたが、子供の教育資金や将来のことを考え、貯蓄していたものには一切手を付けず、諸費用分も含めて借入れしたい(=フルローン)という考えもあると思います。

その際、自己資金はゼロとなりますが、貯蓄がある旨は住宅ローンの申込書に記載し、金融機関の担当者にその旨を伝えるべきです。(申込書には現在の預金額や借入額を記入する欄があります)

金融機関担当者は、申込人の人となりは表面的なことでしか判断できません。付き合いが長ければ別ですが、殆どの方は初対面であることが多いんですね。ですので、預金額などが記入されてなく、フルローンである場合、

 

 銀行員A
 銀行員A
預金欄に何も書いてないし、フルローンか・・・計画性も無いようだし、厳しいかな・・・

 

こう思われてしまう可能性もあります。ただし、預金欄をしっかりと埋めて、預金は〇〇という理由で使いたくはなく、住宅ローンはフルローンで考えている旨を伝えれば、

 

銀行員B
銀行員B
フルローンだけど預金もあるし、考えもしっかりしてる。身だしなみもきちんとしてるし、問題ないだろう!

 

このように前向きに捉えてくれる可能性が高いです。

そしてもう一つ、旦那さんや自身のご両親について、〇〇なんだということを伝えることで、金融機関の担当者に前向きに捉えてもらえる可能性があります。

自分自身以外の情報の重要性

旦那さんや自身のご両親に関する、

  • 預金などを相応に持っている(申込金融機関か否かに関わらず)
  • 申込金融機関に年金の振込口座を指定している
  • 社会的地位がある
  • 〇〇に住んでいる

などの情報を金融機関に伝えることで、前向きに捉えてくれる可能性があります。金融機関側としては、教えてもらえなければ分からない情報ばかりなんですね。

例えば預金についてですが、取引のある息子さんや娘さんからの申込みであれば、心情的に断りづらいという側面があります。取引内容が大きければ特にそうですよね。また、年金口座についても同じことが言えます。申込人である息子さんや娘さんとは取引が無くても、そのご両親と取引があれば、ご両親の資産状況などはある程度把握できてしまいます。

自分としては大したことないと思える情報でも、金融機関側にとってはとんでもなくプラスになる情報だったりすることがあります。そして、住宅ローンを借入れて購入する住宅の近くに、「親類縁者がいるか否か」もとても重要な情報になるんです。

 

【住宅地図A】

他 人 他 人 他 人 他 人
他 人 今回購入する物件 他 人 他 人
他 人 他 人 他 人 他 人

 

【住宅地図B】

親 戚 他 人 他 人 他 人
他 人 今回購入する物件 両 親 他 人
他 人 他 人 他 人 親 戚

 

【住宅地図A】と【住宅地図B】、どちらの方が住宅ローンの審査を通りやすいか、少し考えてみてください。

【住宅地図B】は少し極端な例ですが、近隣に両親や親戚がいるんですね。これって、とんでもなくプラスポイントなんです、住宅ローンの審査では。

何度もお伝えしていますが、金融機関は住宅ローンなどのお金を貸し出す際、殆どにおいて保証人(=保証会社)を付けます。万が一、返済が滞っても保証人からお金を返してもらえるため、安心が出来るわけなんですね。

保証人となる保証会社は、「本当に保証人になっていいかな?」という判断を行う(=審査)する際は、様々な情報から可否を決めるわけですが、【住宅地図B】のような申込みであれば、よほどのことがない限り審査を通します。

私は保証会社で10数年に渡って審査業務をしてきましたが、【住宅地図B】の場合であれば下記のような判断をするんです。

  • 近くに親類縁者がいるから、万が一の場合も資金的な援助が期待できる
  • 子供が小さくても、近くに親類縁者がいれば預けて働けるだろう
  • 近くに親類縁者がいるのに逃げれないだろう

こんな感じです。要は物質的な面や精神的な面を含め、サポートしてもらえるだろうという判断が働くわけです。

都市部ではなかなかこのような例は見られないですが、地方では非常に多いんですよね。何も近隣でなくても、同じ市町村内に実家があるというのも上記に当てはまるわけです。

言わなきゃ、分からない

金融機関は住宅ローンを貸したいんです。何故なら、お金を貸すのが仕事ですから。金融機関の担当者も目標数値を持っているので、是が非でも貸したいんですね。実績が欲しいわけです。

そして保証人となる保証会社も、同じなんです。保証人となることで、住宅ローンの申込者から保証人になる対価として「保証料」をいただきます。これが唯一の収入になるわけです。

みんな、営利企業です。金を稼ぎたいんですっ!でもね、「住宅ローン」という大きなお金を貸す以上、返してもらえそうな人にしか貸せないんですね。ヤバそうな人には、貸せないんです。だからこそ、プラスの情報が欲しいんです。

今日お伝えしたことは、住宅ローンを通すテクニック的な面になります。私は金融機関の担当者の方々に何度もお伝えしてきましたが、これはかなり使えます。

プラスの面がないのか?これを捻り出して、金融機関の担当者に相談してみてください。あなたや旦那さんにとって、必ずやプラスに働きますから。

それではっ。