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体型維持は難しい・・・

太りやすい

中学生の頃までは、少年野球や部活に入っていて常に運動をしていたので、身体測定ではいつも「痩せている」だった。

でも、高校生になってからは部活にも入らず運動らしいことをしなくなったら見る間にブクブクと太っていった。その頃になると、異性にも興味を持ちだすのだがそんな体型では彼女と呼べる女性はいなかったな・・・・・テレビでは恋愛ドラマがよく流れていて、「こんな恋愛して~」とか思いながら、お菓子に手を伸ばしていたっけ。

大学受験をしたけど全てに振られ、1年間浪人することに。浪人時の1年間はそれこそ予備校の行き帰りだけで、よりパワーアップした体型になってしまっていた。

そう、私は太りやすい体質なんです。

大学に入学して

大学は実家から通ったけど、なかなか遠かった。片道2時間半掛けて通っていたので、1限に授業がある時は朝の6時に出ないと間に合わなかったな。

友達ができるか不安で仕方なかったけど、同じように不安に思っている人ばかりだったみたいで、案外直ぐに友達はできた。でも、体型は変わらなかったなぁ。

前期のテストも終わり、夏休みに入るとアルバイトを始めることにした。普段は通学に時間が掛かるのでなかなかバイトをする時間が取れなかったけど、夏休みは特に予定も無かったので、フルにバイトを入れるつもりで「デイリーアン」や「FROM A」を駅の売店に買いに行ったな。

っで、見つけたバイトが品川にあった日野自動車の部品倉庫での品出し。今もあるか分からないけど、品川駅から歩いて15分くらいしたところにあった倉庫で品出しをした。

このバイトは、メチャメチャきつかった・・・

たしか6階建てくらいある倉庫内で、伝票で指示されている部品を選び、集荷をして1階の集積場に運ぶという業務だったが、倉庫内は当然に冷房も効いてなく、体感としては40度以上の室温だったと思う。

朝から夕方までフルに働き、それなりにバイト代も良かったけど、それよりもっと良いモノを手に入れることが出来た。

痩せた!

常に動きっぱなしで、室温も高かったので汗が乾くことは無かった。そんな環境なので、自分でも日に日に痩せていくのが分かった。

結局2ヶ月近く働き、13キロ近く痩せることができた。

食事制限をすることも無く、むしろ昼食はガッツリ食べていた。そうしないと、多分身体が持たなかったと思う。それくらい激務だった。

夏休みも終わり、久々に大学に行って友達に会うと、皆一様にびっくりしていた。

 

「激やせじゃん・・・・・」

 

夏休み前と後では、13キロの差があるので、見た目にも相当違いがあった。考えてみれば、13キロの肉って相当な量。13キロの、肉・・・・・・

一気に痩せたので、身体を壊したと思われたらしく、心配してくれる友達の方が多かった。

当時はタバコも吸っていたが、自分の身体が絞れたこともあり、粋がっていたというか、調子こいてた気がする。

就職してから、再びの激太り

楽しく、自由な大学生活も終わりを迎え、私は金融機関に就職した。

就職活動をするにあたり、何か一つ、決めたことを続けようと思い、禁煙をした。そして、タバコをやめることに成功した。

就職先は地方だったこともあり、生まれて初めての一人暮らしをした。仕事の時間以外は、正に自由っ!!!

実家に居る時は、母親が掃除から洗濯、食事まですべて行ってくれたが、一人暮らしとなるとそれらを全て自分で行わなくてはいけない。食べるものも自分で用意しなくてはいけないが、だからこそ、どうしても好きなモノばかりを選んでしまう。

仕事から疲れて帰ってくると、ポストにチラシが入ってるのが分かる。「何だろ?」と見ると、ピザーラお届け!のチラシ。旨そうなピザの写真がいっぱい、並んでいた。

ピザーラからしたら、私は「格好のかも」である。

何度も何度も注文したな~。

そしていつしか体重は、90キロを余裕で超えていた・・・・・

人間ドックでの指摘

それから月日は過ぎ、自身の生活環境にも変化があった。

転職をし、地方に赴任をしたり結婚をして子供が生まれたりと、順調に年齢を重ねていったが、体重は増減を繰り返すような状況だった。

私は時として、ダイエットを試みることがある。そしてそれは大体、成功はする、一時的に。

食事制限をして、ジムに通って短期的には痩せるのだが、それを維持することが出来ない。ある時など、ジムでマシンを使いすぎ、腰を痛めたことがあった。それから腰痛持ちになってしまったが、あんなに激しくすべきじゃなかったなと今さらながら後悔している。

そんな体重の増減を繰り返しながら、35歳を過ぎて人間ドックを受診する年齢になった。会社からの指示で人間ドックは毎年受診しなくてはいけないのだが、一通りの検査が終わって先生との問診の際に、結果を見ながらこう言われた。

 

 

[chat face=”手のひらオジサン.jpeg” name=” 先生” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]あなたね、死にますよ。[/chat]

 

 

エコーの写真や体重などを見られ、そう仰ったのだと思うが、このままだと「死ぬ」と言われた。かなりショックだった・・・・

まだ子供は4歳頃だったと記憶しているが、こんな小さな子供を置いてはいけないと思ったし、何よりもまだやりたいこともある。

私は再び、ダイエットをすることを決意した。

ステッパーとの出会い

ダイエットを決意してから、今までの反省を踏まえて長期的にダイエットをしていこうと考えた。

短期集中で痩せることは出来ても、結果としてリバウンドを繰り返してきた反省から、無理のない範囲で身体を動かし、食事量も制限することを考えた。

私はまず最初に、ステッパーを購入した。そしてこれを風呂に入る前、毎日必ず20分乗ることにした。

夕食も徐々に減らしていき、10日目には豆腐のみとか、サラダのみとかにした。

そしてそれを続けていくと・・・・・・・

痩せれた!!!

毎日・毎日体重計に乗り、日々の変化を感じていたのも良かったのかもしれないが、たしか3ヶ月で10キロ近く痩せたと思う。それ以降も続けていくと、いつしかマックスの体重よりも18キロ瘦せることができた。

スーツもビシッと決まり、格好良いサラリーマンの出来上がりである。(と、自分では思っていた)

ランニング、そしてマラソンへ

そこまで行くと、身体を動かすのが楽しくなっていき、ステッパーの調子が悪くなったこともあり、ランニングをしようと思い付いた。

私は短距離は比較的得意であったが、長距離は大の苦手だった。

最初の頃は、3~4キロのランニングから始めたが、距離を延ばせたら良いなと思い始め、徐々に負荷を掛けて行った。

ランニングは見える景色も重要だと思い、極力景色の良い場所を選ぶようにした。地下鉄の定期券があったので、土日などの休日には、早朝に地下鉄に乗って東京駅近くまで行き、皇居の廻りを走ったりした。早朝にもかかわらず多くのランナー達が思い思いのペースで走っていた。とても気持ちが良かった。

1周5キロのコースを2周し、地下鉄に乗って帰るのだが、その頃になると学校に行く女子高生が結構乗っており、汗だくの私はバツの悪い思いをしていた。

ポタポタと車内の床に垂れる汗を見て、いたたまれなくなって途中で降りたこともある。結構、周りの人から見れば迷惑な乗車客だったと思う。

そうして、徐々に走る距離を伸ばしていけると、興味を持ち始めたことがある。

マラソンだ。

フルマラソンを走って

本当は東京マラソンを走りたいのだが、今まで10数回応募して1度たりとも当選したことがない。

倍率がメチャメチャ高いらしく、いつになったら走れるのやら・・・・

マラソンに興味を持った私は、ネットで市民マラソンについて調べてみた。すると、全国に様々なマラソン大会がある事が分かった。

そんな時に転勤があり、私はある地方に家族で転居することになった。

その地域でマラソン大会を探したところ、ちょうど記念すべき第一回目のマラソン大会があるという。これは走らない手はないと思い、申込んだところ応募者数が殺到し、またもや抽選で外れてしまった・・・

本当にがっかりした。

マラソン大会に参加するには、お金がかかる。フルマラソンの場合、1万円はくだらない。ランニングを始める前であれば、

 

[chat face=”?オジサン.jpeg” name=” わたし” align=”left” border=”red” bg=”none” style=””]マラソンなんて苦しいだけじゃん。そんなの金払って参加するなんて、バッカじゃねーの?[/chat]

 

そう、思っていたに違いない。

でも、その時は違った。本当に走りたかった。

ある日、取引先の方と居酒屋のカウンターで飲んでいる際、何かのきっかけで隣の女性と話すようになった。その方も会社の方と来ていたのだが、何故だか私たちと話すようになり、その内に仕事の話になった。

聞くとその方は私が走りたかったマラソン大会のスポンサー企業に勤めており、参加できる特別枠を持っているらしいとのこと。私はその方に必死にお願いしたところ、関連部署に口利きしてくれるとの約束をしてくれた。

後日、その方から連絡があり、「枠を取れたので走れますよー」とのお声をいただいた。

こうして私は念願のフルマラソンを走ることが出来た。

それから

初めてのフルマラソンは、感動の連続だった。

沿道からの絶え間ない声援や、30キロ過ぎの苦しさ、そして40キロ過ぎてからのゴールの待ち遠しさとゴールした時の感動。

これは走った人にしか分からないものだと思う。

本当に感動した。

地元の新聞に投稿したくらいだ。そしてそれは掲載された。2重の喜びだ。

それからも毎年のようにマラソン大会に参加しているが、コロナ禍においてはマラソン大会も中止することが多く、今は走れていない。

今の体型は・・・・

マラソン大会が軒並み中止になり、私の走るモチベーションが無くなってしまった。

と、言い訳にして最近は食い気に走ってしまっている。

ワクチン接種も進み、コロナ禍も過去のモノとなる頃にはマラソン大会も復活するのだろうが、それまでにまた身体を絞っておかなくては。

でも今は、

 

[chat face=”手のひらオジサン.jpeg” name=” わたし” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]ダイエットは明日から~[/chat]

 

と、毎日言い続けてしまっている。

今は本当に情けない体型です。

そして今日も言います、ダイエットは、キリがいい月初めから始めます・・・・・・

それではっ。

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