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旦那の資格取得を応援する

学業は終わったのに・・・

先日、業務上必要だと思い、1年ぶりにある資格を受検しました。今は試験も終わり、ホッとしていますが、結果が出るまでの1か月間、モヤモヤした気持ちで過ごすことになりそうです。

社会人になっても、辛いツラい試験勉強をしなくてはいけないケースは間々あります。学生時代の定期テストの憂うつさと、試験が終わった時の開放感。出来ればあまり経験したくないものですが、必要に迫られる場合もあります。

主な理由としては、業務に必要な資格として会社から強制的に取得を命じられる場合や、一定水準の資格を取得していないと昇格できない場合などの理由で試験勉強をするケースが多いようです。

 

[chat face=”手のひらオジサン.jpeg” name=” わたし” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]社会人になったら、ようやくテストから解放される~っ![/chat]

 

そう思っていましたが、現実は甘いものではありませんでした。

求められる資格取得

資格取得を推奨している企業は非常に多いです。中には取得をする際の費用の一部負担をしてくれるケースもあります。

学生の頃のように、定期的なテストがあるわけではないので自ら進んで資格取得に臨まなければ、基本的にはテスト勉強をする必要性はありません。

しかし多くの企業で資格取得が昇格条件になっており、その企業で働いていく以上は資格から目を背けることは出来ない状況なんですよね、実際は。

私の勤務していた金融機関では、一般社団法人 金融財政事情研究会(略称:きんざい)が主催をする検定を一定程度取得することが求められました。求められていたというか、mustでした。

入社1年目から受検をさせられますが、万が一にも落ちようものなら人事から大目玉をくらいます。真面目に勉強をしないと受かりませんが、入社1年目に求められる検定級は、それほどレベルの高いものではありませんでした。

それでも、同期の中には不合格の者もいました。2年目、3年目と進むうちに、資格取得に励むものとそうでない者との差はドンドン開いていきました。

そして私は差を開かれた方、真面目に勉強をしなかった方でした。

人事で感じた昇格基準の必要性について

その金融機関を4年で退職し、その後何度かの転職の後に、ある金融関連の企業に入社しました。

現場を何年か経験し、その後に人事総務部門に異動になりましたが、業務の一環に『研修体系を再構築する』というものがありました。

それまでも研修制度はありましたが、その時点の会社の実状にマッチしていなかったのと、何よりも「目的の曖昧な研修」が行われていました。

  • 何を目的とするのか
  • 最終的な着地点は何なのか

この2点が非常に曖昧だったんですね。

研修は直ぐに効果が出るものではなく、また受講者全員に響くものでもありません。どんなに優秀な講師に来ていただいても、中には斜に構えて受講するような職員もいました。

そんな中で、研修と同様に見直しを図ったのが昇格制度でした。それまでの昇格制度は、どちらからと言うと属人的で、役員の好みによって決まってしまう傾向があったんですね。

【派閥】とまではいかないまでも、やはり役員にも好みがあり、その役員の近くに居ればいるほど昇格が早いという傾向は誰の目にも明らかに映っていました。そしてそれは、他の社員をシラケさせる要因にもなっていました。

研修・資格取得制度の構築

そこで、ある職階に進むためには「この資格取得は必須である」と決めていきました。と同時に、「この研修は必ず受講」というものと紐づけをしていきました。

研修は講師を呼び、社内職員のみで受講するものもありましたが、昇格が伴う場合には外部研修に参加するようにプランニングをしました。

基本は単独で2泊3日の外部研修に参加し、社外の方とのコミュニケーションを図りながらの研修受講となります。

昇格をすればするほど、

井の中の蛙大海を知らず

という職員も多くいます。

社外の方とのコミュニケーションを通じて、何か感じるものがあればとの期待も込めて、そのような研修制度を構築しました。

また、昇格を検討する際には資格取得というフィルターを設けることで、お手盛り的な昇格を排除することにも一定の成果を挙げることが出来ました。

資格取得の重要性について

もちろん、

資格ホルダー=仕事ができる・会社に貢献している

ではありません。

ただ、何かしらの基準を設けることで資格取得に励んだり、試験勉強を通じて『学び』を得ることもあるんですよね。

 

[chat face=”手のひらオジサン.jpeg” name=”” align=”left” border=”red” bg=”none” style=””]出来ることなら勉強なんてしたないわ~。そんな時間あったらノンビリしたいわ~。[/chat]

 

そう考えていましたが、自分が人事を経験したことで少し考えが変わりました。

社会人になると、自分から勉強をしようとはしません。中には自らを鼓舞して資格取得に励む方もいますが、稀です。強制的にでも勉強をする機会を創出することが、人事の役割なのかなとさえ思っています。

自分を律して厳しい環境に身を置き、結果を残す

こういう方が、人の上に立つべきなのかなと最近感じるようになりました。もちろん、人格を伴っていることが大前提ですけどね。

あなたの旦那さんは如何でしょうか?ご自宅で勉強をされている姿を見られたことはありますか?

旦那さんは資格取得を目指して頑張っているのかもしれませんね。そういう姿を目にしたら、どうか優しい言葉を掛けてあげてくださいね。

そんな私は、先日受けた検定結果が出る1ヶ月後まで、

 

[chat face=”手のひらオジサン.jpeg” name=” わたし” align=”right” border=”gray” bg=”none” style=””]ゆっくりしちゃおっかなー[/chat]

 

怠け心がフツフツと大きくなっています・・・・・・

それではっ。

 

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