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私生活

「ペットを飼う」に対する葛藤について

姪っ子夫婦との顔合わせにて

昨年、姪っ子が結婚。彼女たちは仕事の関係で九州に住んでおり、コロナ禍の影響もあって顔を合わせる機会がなかったのですが、先日、姪っ子夫婦が義父母の家に挨拶に来た際に顔合わせをしました。

義父母や私たち家族は関東圏に住んでおり、飛行機で来るもんだと思っていましたが、車で来るとのこと。理由は飛行機だとワンちゃんが貨物室に入れられ可哀そうだからということでした。

サンドイッチマンさんではないですが、「ちょっと何言ってるか分からない・・・」そんな印象を持ちました。

トイプードルを2匹飼っているというのは聞いていましたが、そもそもペットホテルに預ければ良いし、仮に連れてきたとしても飛行機に乗っているのはせいぜい1時間ちょっと。車で来る方がよほどリスクがあると思いました。

しかし、実際に顔合わせをしてワンちゃんたちとも遊んでいると、そんな気持ちも吹き飛びました。

・・・・・・可愛い

そう思いました。

犬との思い出

中学1年生の冬休み、部活の朝練に行くと友達が子犬を2匹連れてきました。今ではあまり目にしませんが、昔はよく捨て猫や捨て犬が道路脇や草むらにいたんですね。

あまりにも可愛くて、部活そっちのけで遊んでいたのですが、誰か飼えないか?という話になりました。遊ぶのは良いけど実際に飼うとなるとなかなか難しいんですよね、親の承諾も得てないですし。でも、私はその内の1匹を家に連れて帰りました。

私の母は大の犬嫌いで、反対されるのは目に見えてました。案の定、烈火のごとく怒られましたが、反抗期真っ盛りの自分は言い返した記憶があります。その晩、帰ってきた父に相談したら、「いいんじゃないか?」と味方に付いてくれ、家族の一員として犬を迎え入れることができました。

最初は反対していた母親も、いつの間にか協力的になり可愛がるようになっていました。我が家に迎え入れた子犬も年月を経て大きくなり、そしていつしか弱っていくのが目に見えて分かりました。

大学生の夏のある日、バイトに出掛けるために自転車を出そうとすると、犬が私の足元に来て身体を擦り付けてきます。数日前から具合が悪そうだったので、庭の中で放していましたが、ダルそうな身体で足元にきます。「行ってくるね」と声を掛け、バイトに行きましたが、それが犬の最後の姿でした。

私はその時点で祖母や叔父を亡くしていましたが、我が家の犬が亡くなったのが一番のショックでした。

昔のペットの飼育

当時、犬を室内で飼っている家はごく少数で、多くの家が室外で犬を飼っていました。門扉などには「犬」のシールが貼ってあり、「猛犬に注意」なんて注意書きのあったお宅もあったと記憶しています。我が家も同様に室外で飼っていました。

今回、姪っ子夫婦のワンちゃんを見て、

 

 わたし
 わたし
ワンちゃんを飼いたくなってきたな・・・

 

そう思う自分がいました。

生きているものはいずれ亡くなります。それが人間であっても、ペットであっても同じです。前回、飼っていた犬が亡くなった時は本当にショックで、もう2度と飼うのはやめようと思っていました。

そんな私も、結婚をし子供も生まれ、下の子は小学生になりました。情操教育にも良いと聞いたことがあり、生き物のお世話をすることで何か得られることもあるのではないかと思うようにもなっていました。あの頃の私がそうであったように。

そんな時に姪っ子のワンちゃんを見て、一気にその思いが加速しました。そして、色々調べてみると驚くことがありました。

現在の飼育の実状

まず最初に驚いたのが、ペットは外で飼うのではなく室内で飼うことを推奨していることでした。

トイプードルなどは室内で飼うことは認識していましたが、柴犬などの日本犬も室内が望ましいとのこと。日本犬は日本の風土に適した生体らしいのですが、最近は毎年のように猛暑になり、ペットにとってもかなり負担になっているらしんですね。また、蚊などにより感染症に掛かるリスクも高いとのことでした。

事実、室内で飼っている犬と室外で飼っている犬との平均寿命を比較すると後者の方が短いとの統計も出ているそうです。(2~3年ほど短いそうです)

『東京都における犬及び猫の飼育実態調査の概要(平成29年度)』によれば、「屋内」のみで飼われている犬が 飼育犬全体の 87.0%を占め、「屋外」のみで飼われている犬は 4.2%。「屋内と屋外(出入り管理)」で飼われている犬は 7.5%、「屋内と屋外(出入り自由)」は  0.2%との調査結果もあり、9割近くが室内で飼育されていることが分かります。

国内ではありませんが、アメリカのペンシルバニアでは、気温が32度以上、または0度以下になった時に、ペットを30分以上室外につないで放置することを禁止するという法律があり、違反すると最大750ドル(約8万円)以下の罰金か90日以内の懲役、違反が3回目となると最大1万5000ドル(約167万円)の罰金か7年以内の懲役が科されるそうです。

室内飼いが条件になっている

保健所等に保護され、貰い手がいない場合は殺処分されてしまうケースもあると聞きました。

ペットショップで購入するのも良いのですが、命の大切さを子供たちに教えるという意味では、可哀そうな運命を辿る命を救うのも良いのではないかと思い、色々と調べてみると譲渡会というものがあるとのこと。

譲渡会のサイトを見ると、譲り受ける条件として「室内飼い」を挙げているケースが多く見られました。他にも年齢制限や独身はダメ等の制限も見受けられました。

フッと、「条件付けをすることは、結果として救える命も救えないのでは・・・」と思いましたが、きっとそんなことは無いんだろうなと、信じたいです。

安易に考えられない

犬の起源には様々な説がありますが、約15,000年前に中近東でオオカミが家畜化したと考えられ、その家畜化したオオカミがアジア、ヨーロッパ、アメリカの順番に広がっていたという説が有力とされているそうです。

現在では様々な生活様式にあわせて品種改良がおこなわれて数多くの犬種がいます。犬の起源にあたるオオカミは社会性が強い動物で、群れで狩りをするなどして生活するため、その習性が犬にも引き継がれていて、社会性が強く、集団で生活する事が好きなんだそうです。

であるからこそ、外で飼うことは望ましくないというのもあり、『家族の一因として』室内で生活することが望ましいとのことでした。

正直、迷っています。

我が家は数年前、ある住宅メーカで建築しました。半年ほど打合せをして建てた家なので、とても思い入れがあります。全面フローリングなので、きっと床に傷がつくだろうな・・・家具なんかも噛まれてしまうのかな・・・などと考えてしまいます。

ただ、調べていけばいくほど、室内飼いの方が良いんだということは理解できますし、どうすべきか、迷いがあります。

安易に飼い始め、思ったよりも大変だという理由で飼育放棄をすることは絶対に避けなくてはいけないので、もう少し考えて結論を出そうと思います。

どんな命でも、捨てて良い命なんて無いですからね。

それではっ。