シャツの色が変わった
小さい頃から汗をかく子供でした。運動が好きで、休み時間になると外に出て友達とサッカーやフットベースなどをして遊ぶ、活発な子供でした。
子供の頃は、自分の汗のことについて考えることはありませんでしたが、高校生のある夏の日に電車に乗った際、ふと自分の脇を見ると、服の色が変わっていることに気付きました。
[chat face=”?オジサン.jpeg” name=” わたし” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]何で脇のところだけ湿ってるんだろ???[/chat]
確か灰色のシャツを着ていましたが、その部分だけ水で濡らしたようになっていたので、誰の目から見ても濡れているのは分かったはずです。すごい恥ずかしかった記憶があります。
色物が着れない
それからは外出の度に脇の部分が気になり、いつしか色物のシャツは着れなくなり、汗をかいても目立たないような柄の服を選ぶようになりました。
大学には電車で通っていましたが、つり革に摑まっていると脇とシャツの間に空間が生まれます。そうすると、脇からシャツに落ちる汗の振動というか、『ポタっ、ポタっ』と落ちているのが分かるくらい、脇汗をかいていました。
[chat face=”手のひらオジサン.jpeg” name=” わたし” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]めっちゃ、垂れとる・・・・・・[/chat]
一時は汗脇パッドというものを使ってもみましたが、ズレてしまったりするので使い続けることはありませんでした。
調べてみると・・・・
当時は相当悩みました。今のようにインターネットも無い時代ですので、調べようにも何で調べたらよいのか分かりませんし、まだ若かったこともあり他の人に相談することも出来ずにいました。
それは社会人になってからも治ることはなく、色物のワイシャツを着てオシャレしたいなと思いながらも、自分には無理だと諦めていました。
原因をネットで調べてみると、
ワキ汗が多く出る病気のことを「腋窩多汗症(えきかたかんしょう)」といいます。
腋窩(えきか)とは、ワキの下のことです。
ワキの下はもともと汗腺が多いうえに、緊張やストレスなどの精神的な刺激と、気候や運動による温熱刺激の両方で発汗が促進されるため、汗を多くかきやすい部位です。
確かに、電車に乗ってる時やテストの時など、ストレスや緊張を感じている時は、脇から汗が垂れているのを感じているくらいに脇汗をかいていました。
脇汗の3つの弊害
脇汗には3つの弊害があると言われています。
- 脇汗が止まらない(多い)
- 臭い
- シミ・黄ばみ
【脇汗が止まらない】
汗は汗腺から分泌されますが、汗腺には「エクリン腺」と「アポクリン腺」の2種類があります。エクリン腺は全身のほとんどに分布しており、アポクリン腺は、脇の下や耳、おへそ、乳輪などの限られた部位に集まっています。
脇にはエクリン腺とアポクリン腺が共存することや、乾きにくい部位なので「脇汗がひどくて、止まらない」と感じやすいんだそうです。
【臭い】
脇にはエクリン腺とアポクリン腺の二つの汗腺が共存しますが、エクリン腺から出たばかりの汗は無臭なんです。アポクリン腺から出る汗には、脂質やたんぱく質などのにおいのもととなる成分を含んでいますが、嫌な臭いになるのは、出た汗が皮膚に存在する細菌によって分解され、ニオイ物質がつくられるためです。
【シミ・黄ばみ】
脇汗のシミは衣類に残って黄ばみへと進む場合もあります。
クセになる、脇汗のニオイ
私の場合、まさに上記3つに当てはまります。緊張すると脇汗が止まりませんし、何度も着ている下着の脇の部分は薄っすらと黄ばんできています。そして、臭い。でも、この臭さ、私は結構嗅いでしまいます・・・・・・
[chat face=”手のひらオジサン.jpeg” name=” わたし” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]脇のニオイ・・・何かクセになる・・・臭いけど、臭いんだけど、何かクセになるな・・・[/chat]
ただし、クセになるからといって何もしないわけにもいかず、自分なりに対策を考えました。
それが制汗剤などの利用でした。
おススメの制汗剤
大学生の頃は、ガスでシュッとする制汗剤を利用していました。8×4などが有名ですよね。
でも、ガスを利用した制汗剤は制汗する力はそれほど強くないそうです。制汗剤の中で一番良いのは、ロールオンなどの直接肌につけて塗るような形式のモノが制汗の力は強いとのことでした。
私が様々な制汗剤を使ってきた中で、一番良かったなと思うのがオドレミンという制汗剤。
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昔ながらの瓶に入っており、出掛ける前に塗るのではなく、前日の入浴後の清潔な肌に、腋下など汗のかきやすい部分に適量を指先で塗布します。
オドレミンの有効成分である「塩化アルミニウム」は皮膚科でも多汗症の治療に使われているようです。
塩化アルミニウム溶液は、汗を出す管(汗管)の細胞に作用し、この管を閉塞させることで発汗が減少するといわれています。 ただし、この効果は一過性であるため、効果を持続させるには継続的な治療が必要になります。また、高い有効性が報告されていますが、全ての患者さんに効果を保証できるものではありません。
オドレミンについても、全ての方に効果があるわけではないと思いますが、リンクを貼っておきますので、もし気になった方は参考までにチェックしてみてください。
[jin-button-gradation visual=”” hover=”down” radius=”50px” color1=”#54dcef” color2=”#0794E8″ url=”https://www.nippo-yakuhin.jp/hinmoku_detail/04121.html” target=”_self”]オドレミン[/jin-button-gradation]
これからも脇汗と付き合っていく
高校生から足掛け30年超、脇汗について悩んできました。
一時は手術することも考えましたが、メスを入れるのも正直怖いですし、ネットを検索しても情報が錯綜しており、完全に治るという方やそうでない意見を書かれている方もいます。
ただ、白シャツを選んだり制汗剤を使ったり、夏場はシャワーを浴びたり汗拭きシートを利用するなどして対策をすることで、ある程度までは脇汗に関する悩みを解消することが出来ます。
嫁さんは洗濯をする際、「クサッ」と言ってブツブツと文句を言っていますが、それでも洗濯をしてくれる嫁さんに感謝です。
私は自分の脇汗と、これからも付き合っていこうと思います。そして、家族の目に触れないところで、そっと下着の脇の部分を嗅ぎ続けようと思います。
あの匂い、クセになってしまっています・・・
それではっ。
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