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暑中見舞いを出してみませんか?

挨拶の重要性

朝起きて家族と顔を合わせた際、「おはよう」と挨拶を交わすと思いますが、普段何気なくしているこの挨拶には様々な効果があると言われています。

  • 大きな声で挨拶をすると気持ち良い
  • 笑顔になる機会が増える
  • 相手からの印象が良くなり人間関係も良くなる
  • 常識ある人物と評価を得られる
  • 挨拶から会話が始まる
  • 思い立ったらすぐに始められる

何だか小学生に話すように思われるかもしれませんが、当たり前にしていることだからこそ、惰性で挨拶していること、ありませんか?

「声が大きくない」「人の顔を見て挨拶を交わさない」「仏頂面で挨拶をしている」こんな挨拶を家族の誰かがしていませんか?もしかしたら、あなた自身がそうかも・・・

大きな声で、相手の顔を見て挨拶をする。

この基本に立ち返ることはとても重要です。挨拶をすることに慣れてしまっているからこそ、基本を思い出すきっかけになればと思います。

そしてこの挨拶、日常的に挨拶を交わすことはありますが、季節の挨拶を交わすことはめっきり減った気がします。

季節の挨拶について

季節の挨拶と聞いて、真っ先に思い浮かぶのは年賀状でしょうか。元旦に届くように12月25日までにポストに投函しなくてはいけないなどの細かな決まりはありますが、師走の慌ただしさも相まって、「いよいよ今年も終わりだな」と感じながら年賀状を書いています。

そして季節の挨拶でもう一つ重要なのが、暑中見舞いです。

暑中見舞いは7月7日~8月6日(立秋の前日)に先方に届くように送るのが良いとされていますが、現在は梅雨明けの時期が以前より遅くなっており、7月下旬になることもしばしばですよね。

梅雨寒という言葉があるように、7月上旬~中旬に掛けて暑中見舞いを送っても実際には涼しかったということもあり得るので、梅雨が明けてから8月6日までに送ることが多いようです。

皆さんが幼少の頃、暑中見舞いのハガキを出した記憶、ありませんか?私は学校の行事で暑中見舞いを出した記憶がありますが、年賀はがきと比較すると、自ら送ることも相手から頂くことも少ないような気がします。

暑中見舞い用のくじ付きはがきの発売停止

日本郵便は、暑中見舞い用のくじ付きハガキ「かもめーる」の発売を2021年度から廃止すると決定しました。

毎年6月~8月に掛けて「かもめーる」を発売していましたが、近年ではスマートフォンを利用したLINEやメールでの挨拶が主流になり、発行部数が低迷していたそうです。

ただ、「かもめーる」の代替えとして2021年度は「絵入りはがき」を6月に発行。暑中見舞いや残暑見舞いに使いやすい「ひまわり」と「ジンベエザメ」の絵柄を入れたはがきで、くじはありませんでした。

「かもめーる」は1950年に発行した「暑中見舞い用郵便はがき」が始まりで、1986年に年賀はがきと同様の“くじ”が付き、「かもめーる」の愛称で売り出したそうです。

1999年には当時一般家庭にも普及し始めていたインクジェットプリンターに合わせた紙質の「かもめーる」も登場。2011年には3月の東日本大震災を受け、寄付金付きの「かもめーる」を発行していました。

こうした歴史のある「かもめーる」も、利用者が少なくなったことによって発売されなくなってしまいました。1つの歴史が終わってしまったことは、残念な気がしてなりません。

メールやLINEと、ハガキとの「それ」は違う?

季節の挨拶を交わすという目的においては、メールやLINEと暑中見舞い用のハガキを使うかどうかは大差がありません。

 

[chat face=”2660759.png” name=”” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]「暑いですね~」

「なかなか会えていませんけどお元気ですか?」

「まだまだ暑さが続きますから気を付けてくださいね」[/chat]

 

暑中見舞いの内容としては、せいぜいこのようなモノだと思います。ただし、スマートフォンやPCで見るデジタルの文面と、暑中見舞い用のハガキで見る文面とでは受け手の捉え方が違う様な気がするのは私だけでしょうか?

まして、暑中見舞いのハガキに書かれているのが印字された文字ではなく、手書きで書かれていたら、それだけで無性に嬉しくなりませんか?血が通っているというか、心を感じるというか、そんな温もりを感じられるのではないかと思います。

 

暑中お見舞い.jpg       手描きタッチの朝顔 暑中見舞い テンプレート

      (手書き)                    (印字)

いかがでしょうか?送られてきて嬉しいのは、一目瞭然ですよね。

会えない時だからこそ・・・

昨年来のコロナ禍においては、人と接することが制限されています。

親や兄弟姉妹、お世話になった方や友人知人と、今まで当たり前のように会えていたのに、それが出来ない状況が続いています。

なかなか会えない時期だからこそ、馴染みの薄くなった暑中見舞いをハガキで送ると喜ばれるのではないでしょうか?

自分がしてもらったら嬉しいことを、相手にもする。

これが、人との付き合い方の基本なのかもしれませんね。

それではっ。

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