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家族との思い出にラフティングをどうぞ(ちょっと高いけど、最高ですっ!)

どこにも行かなかったのが思い出

小さい頃、家族で旅行に行ったという記憶は1度しかありません。父親が働いていた会社の保養所が熱海にあり、幼稚園の時に1泊2日で家族旅行をしたことが記憶の片隅にあります。

夏休みや冬休みだからといって、どこかに連れて行ってもらった記憶もあまりなく、一番の思い出は東京の西新井にあった東京マリンというプールに行ったことくらい。それがひと夏の中で唯一楽しみの行事でした。

私の夏の思い出は、「どこにも行かなかった」ことが思い出として残っています。考えてみれば、現代のようにレジャーを楽しむという気風はあまりなく、父親世代も猛烈に働いていた時代でしたので仕方の無いことなのかもしれません。

思い出作りに

どこにも連れて行ってもらえなかった、という思いからなのか、家族ができたら旅行をして子供たちに思い出を作ってあげたいと考えていました。

2人の娘が生まれてから、長期の休みが取れれば家族旅行に行くようにしていましたが、コロナ禍においては旅行も自粛せざるを得なくなりました。

昨年の夏もどこにも行けず、今夏も・・・さすがに可哀そうだなと思い、夏の思い出になるような行事を計画しようと考えてネットを叩いてみると、面白そうな画像が目に入りました。

急流をボートで下っている画像や、波しぶきの中を笑いながらオールを漕いでいる画像など、画面越しからも楽しげなのが伝わってきます。そう、ラフティングです。

群馬県みなかみ町にて

子供たちに聞いてみると、

「やってみた~いっ!」

思った通りの反応があったので、さっそくネットでラフティングが出来る場所を探してみました。

関東では、

  • 奥多摩(東京)
  • 長瀞(埼玉)
  • みなかみ(群馬)

関西では、

  • 保津川(京都)
  • 吉野川(奈良)

などがあるようで、私たち家族は車で行ける範囲内でと考え、群馬県みなかみ町に決めました。

どの場所も同様ですが、ラフティングを企画する会社は何社かあり、クチコミなどが掲載されているので評価が高そうな会社を選ぶことにしました。

日によってコース(距離)が変わる

当日は生憎の曇り空。前日まであれほど晴れて蒸し暑い日が続いていたのに、よりによって曇りで雨も混じるという予報。しかも、ちょっと肌寒いくらい・・・・・

直前までキャンセルをするかどうか迷いましたが、子供たちもあれほど楽しみにしていたので早朝に家を出発し、みなかみ町へ向かうことにしました。

集合場所まで着くと車も数十台止まっており、既に他のお客さんも来ている模様。ざっと数えただけでも40人超はいました。

集合場所でウェットスーツとライフジャケットを貸していただき、着替えた上でバスで川へ向かいました。

川へはバスで10分ほどだったでしょうか。川へ着いてからパドルの説明や緊急時の対応、川へ落ちた時の救助の仕方などを説明していただき、さっそくゴムボートへ乗船しました。

後で知ったことですが、川の水量によって乗船位置が変わるそうで、私たちが行った日は水量があったのでかなり上流から乗船することが出来たとのことでした。

刺激と興奮

はじめのうちは流れも穏やかでしたが、そのうち急流というか、ボートの上からも波打っているのが分かる場所に来ます。

舵取りは同乗している係の方が対応してくれるので、私たちはオールを漕いでいるだけですが、水しぶきが身体に掛かる度に歓声やら悲鳴やら、大きな声がボート上で繰り広げられます。

岩にあたることもあれば他のボートが当たってくることもあり、気の抜けない時間ですがスリルと興奮、刺激があって普段の生活では感じることの出来ない時間を過ごすことが出来ました。

楽しい時間というのはあっという間に経ってしまいますが、正にそんな感じがビタッと当てはまる時間でした。

当日は水量が多かったこともあり、希望者は岩から川に飛び込むことも出来るというのでチャレンジすることにしました。

テレビでよく見かける、岩から飛び込むというアレです。高さも、大・中・小とあり、私は年甲斐もなく大から飛び込むことにしました。が、実際に飛び込む番になってその場に立つと、かなりビビりました。

 

[chat face=”1479760.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]・・・めっちゃ高いやん・・・川の色、黒いやん・・・これ、メチャメチャ深いんやな・・・[/chat]

 

後ろには元気な男の子たちも並んでしまっており、今さら退くわけにも行きません。思い切って川にダイブしました。

 

「グブブブブ・・・」

 

川にダイブした勢いで、水中に空気泡が発生して耳の所で音が聞こえます。

 

「グブブブブ・・・」

 

かなりの勢いで沈みましたが、ライフジャケットの威力はおそるべし。直ぐに水上へと浮かぶことが出来ました。

そこから少し泳ぎ、岸にあったゴムボートに再度乗りこみ、オールを漕いで指定の場所に着いて私たち家族のラフティングは終わりました。

おススメのラフティング

今回、ラフティングの面白さをとても感じました。テレビで見るのと実際にやるのとでは大違いで、経験しないと分からない魅力・面白さがあります。

私たちと同じ時間帯に参加した方は、複数回ラフティングに来られている方も多くいて、その気持ちも分かる気がします。

ウェットスーツがあるので、肌寒い日でも問題ありませんでしたし、何よりもライフジャケットの安心感は抜群です。

お値段は1人あたり5,000円~8,000円と時期や時間帯によって幅があるようです。決してお安いものではありませんが、ひと夏の思い出作りには抜群の経験が出来ます。

コロナ禍の今だからこそ、密になりにくい外のレジャーを検討されてみるのは如何でしょうか?

それではっ。

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